「このサイトではCookieを使用しています」という表示、あなたのサイトにも必要かもしれません。
近年、GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)といった世界的なプライバシー保護法の影響で、WebサイトではCookieの使用についてユーザーの同意を得ることが求められるようになっています。
特にWordPressサイトでは、アクセス解析(Google Analytics)や広告表示、外部サービスの利用など、多くの場面でCookieが活用されています。そのため、Cookie同意バナーの設置は「やっておいたほうが良い」ではなく、「やらなければならない」重要な対応になりつつあります。
とはいえ、法律や技術の話は難しそう…と感じる方もご安心を。WordPressでは、専門知識がなくても簡単にCookie同意管理ができるプラグインが多数登場しています。
この記事では、その中でも使いやすく・法令対応もしっかりしているおすすめプラグインを5つ厳選してご紹介します。
初めての方でも導入しやすいように、それぞれの特徴や対応する法律もあわせてわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Cookieとは何か?その役割を知ろう
Cookie(クッキー)とは、ユーザーのブラウザに一時的に情報を保存する仕組みのことです。
たとえば、ショッピングカートの内容を保存したり、再訪問時にログイン情報を保持したりするのに使われています。
Cookie同意バナー対応WordPressプラグイン比較表【2025年版】
| プラグイン名 | 対応法規例 | 主な特徴 | 日本語対応 | 無料プラン | 難易度 (★低〜★★★高) |
|---|---|---|---|---|---|
| CookieYes | GDPR / CCPA / LGPD ほか | 多国籍法対応、バナーのカスタマイズ性が高い | ◯ | ◯ | ★ |
| Cookie Notice & Compliance for GDPR/CCPA | GDPR / CCPA / TTDSG ほか | シンプルかつ高機能、Cookie Complianceで自動準拠対応 | ◯ | ◯ | ★ |
| Real Cookie Banner | GDPR / ePrivacy | CMP機能つき、同意前スクリプトブロック、テンプレ豊富 | △(一部) | ◯(制限あり) | ★★ |
| Cookie Notice (旧 Support) | GDPR / CCPA | 軽量・簡単、デザイン調整も可能 | ◯ | ◯ | ★ |
| Support(Cookie Compliance連携) | GDPR / CCPA / TTDSG ほか | 100ヶ国以上の法規に対応、UXに配慮した意図的同意機能 | △(英語中心) | ◯ | ★★ |
選定のポイント
- 対応法規例
GDPR(EU)、CCPA(アメリカ)、TTDSG(ドイツ)などへの対応状況 - 主な特徴
同意バナーの表示だけでなく、法令に準拠するための便利機能もピックアップ
- 日本語対応
UIや管理画面で日本語に対応しているかどうか
- 無料プラン
無償でどこまで使えるかの目安(※一部は有料プランあり) - 難易度
初心者でも扱いやすいかを★の数で表現(★:簡単、★★:中級者向け)
以下にWordPressを使用したサイトだとプラグインの詳細をご紹介いたします。
WordPressでCookie対応を簡単にするプラグイン
1. CookieYes

GDPRやCCPAはもちろん、グローバル対応も充実!初心者でもすぐに使えるCookie同意ツール
CookieYes(クッキーイエス)は、WordPressサイトに直感的なCookie同意バナーを追加し、GDPRやCCPAなどのプライバシー法に準拠した同意管理を実現できる人気のプラグインです。
見た目や表示内容はカスタマイズが可能で、自分のサイトに合わせたデザインで同意バナーを表示できます。訪問者に対してCookie使用に関する明確な選択肢を提供し、法的なリスクを軽減できます。
特徴
- 初心者でも使いやすい直感的なインターフェース
- 同意バナーのデザイン・文言を自由にカスタマイズ可能
- 世界中のプライバシー法に対応した最新仕様
- 同意記録の保存機能など、法的リスクを回避する機能も搭載
2.Cookie Notice & Compliance for GDPR/CCPA

EU GDPRやCCPAなどの最新法規制に対応!シンプル&高機能なCookie同意ソリューション
「Cookie Notice」は、WordPressサイトにシンプルで見やすいCookieバナーを表示し、GDPRやCCPAなどの法令に対応した同意取得をサポートするプラグインです。デザインのカスタマイズも可能で、あなたのWebサイトに自然にマッチするバナーを簡単に設置できます。
さらに「Cookie Compliance(クッキー・コンプライアンス)」と組み合わせることで、自動コンプライアンス機能やデザイン制御が強化され、より本格的な同意管理が可能になります。
このプラットフォームは、100カ国以上の最新ガイドラインに対応しており、EUの「GDPR」や米国「CCPA」だけでなく、国際的なデータ保護基準に準拠した設計が特徴です。また、noyb(ヨーロッパのデジタル権利団体)やIEEEなどの提言に基づく「意図的な同意(Intentional Consent)」を実現する、先進的なCMP(同意管理プラットフォーム)でもあります。
特徴まとめ
- シンプルなCookie通知バナーで基本対応
- 「Cookie Compliance」を連携すれば、高度なデザイン制御と自動法令準拠が可能に
- マルチレベルな選択肢で、訪問者にわかりやすい同意管理体験を提供
- 国際基準に準拠した設計で、グローバルなWebサイトにも最適
3. GDPR Cookie Consent

シンプルで使いやすい無料Cookie同意プラグイン
GDPRやCCPAなどの法規制に対応!初心者にもやさしい無料のWordPressプラグイン
「Support」は、GDPR(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)、DSGVO(ドイツの個人情報保護法)などに対応したCookie同意バナーを簡単に導入できるWordPressプラグインです。
対応する主な法律
- GDPR(EU)
- CCPA(アメリカ・カリフォルニア州)
- DSGVO(ドイツ)
- EUクッキー法
このプラグインの特長は、とにかく操作が簡単で、誰でもすぐに使えること。コードの知識がなくてもクリック操作で導入でき、デザインや表示位置もカスタマイズ可能です。しかも、100%無料で使えるうえ、サポートも充実しており安心です。
Cookie同意バナーをこれから初めて設置したいという方にとって、最初の一歩にぴったりのプラグインです。
4. Complianz – GDPR/CCPA Cookie consent

多国籍プライバシー法対応の高機能Cookieバナープラグイン
多言語・多国の法律に対応!柔軟にカスタマイズできるCookie同意管理プラグイン
Complianz(コンプライアンズ)は、WordPressサイト向けのGDPR・CCPA対応Cookieバナープラグインです。以下のような世界各国のプライバシー法に対応しており、グローバル対応サイトにも最適です。
対応する主な法律
- GDPR(EU一般データ保護規則)
- ePrivacy指令
- DSGVO(ドイツ)
- TTDSG(ドイツ通信法)
- LGPD(ブラジル)
- POPIA(南アフリカ)
- APA(オーストラリア)
- CCPA/CPRA(カリフォルニア)
- PIPEDA(カナダ)など
特徴
サイト内のCookieを自動スキャンして、結果に基づいてバナーとポリシーを自動生成できる点です。つまり、手動でCookie情報を調べる必要がなく、クリック操作だけで法令に準拠したCookie同意バナーが設置できるのが魅力です。
また、表示方法やデザイン、同意の条件などを柔軟に設定できるため、企業サイトやECサイトでも安心して使える高機能ツールです。
5. Real Cookie Banner

GDPR・ePrivacy対応をラクに実現!信頼されるサイト運営をサポート
Real Cookie Bannerは、WordPress専用に設計されたCookieバナーと同意管理のプラグインです。EUのGDPR(一般データ保護規則)やePrivacy指令など、各国のプライバシー法に準拠した形で、サイト訪問者から明確な同意(オプトイン)を取得できます。
特徴
- 使用しているCookieや外部サービスを自動検出
- 法的に必要な情報をバナーに自動表示
- 同意がない状態ではスクリプトやiframeをブロックなど、高レベルなコンプライアンス管理ができる点です。
まとめ:Cookie同意対応は信頼されるサイト運営の第一歩
WebサイトにおけるCookieの取り扱いは、今や「プライバシー保護」の視点から避けて通れない課題となっています。特にWordPressでサイトを運営している方は、アクセス解析や広告配信など、知らず知らずのうちにCookieを利用しているケースが少なくありません。
本記事でご紹介したようなCookie同意バナー用のプラグインを導入することで、法律への対応だけでなく、訪問者からの信頼も得やすくなります。
無料で使えるものも多く、初心者でもすぐに設定できるプラグインが揃っているため、「難しそう」と感じていた方も、これを機に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?
特に、海外ユーザーのアクセスが見込まれるサイトや、個人情報を扱うフォーム・会員機能を導入しているサイトでは、GDPRやCCPAといった国際的な法規制を意識した対応が必要です。
最後に大切なのは、ユーザーのプライバシーを尊重する姿勢が、サイト運営の信頼性とブランド価値を高めるということ。
ぜひこの記事を参考に、あなたのWebサイトにも適切なCookie対応を取り入れてみてください。


















この記事は以下の方にオススメです