近年、スマートフォンからインターネットを利用する人が急増しています。それに伴い、Webサイトもスマホ対応が求められる時代になりました。Googleも「モバイルフレンドリー対応」を検索順位の評価基準に取り入れており、SEO対策として重要なポイントです。
本記事では、モバイルフレンドリーの意味やSEOとの関係、実際の対策方法までを初心者向けにわかりやすく解説します。
モバイルフレンドリーとは何か?
モバイルフレンドリーとは、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面でも見やすく、操作しやすいWebサイトのことを指します。
例えば、文字が小さくて読みにくい、ボタンが押しづらい、画面を左右にスクロールしないと内容が見えない、といったサイトは「モバイルフレンドリーではない」とされます。スマホでストレスなく閲覧できることが、今や最低限のWebサイトの条件になっています。
情報通機器の世帯保有率の推移
総務省で発表されている情報機器・端末の世帯保有率の動向です。2023年の情報ではありますが、2025年になった今でも右肩上がりになっています。
モバイル端末全体で97.5%、その内スマートフォンは90.6%、パソコン(PC)は65.3%とパソコンよりもスマートフォン保有率が多いことがわかります。

デジタルを活用する際に必要となるインターネットなどに接続するための端末について、2023年の情報通信機器の世帯保有率は、「モバイル端末全体」で97.4%であり、その内数である「スマートフォン」は90.6%である。また、パソコンは65.3%となっている(図表Ⅱ-1-11-1)。
上記のデータからするとスマートフォン保有が多くなって来たため、Googleも2015年からモバイルファースト、モバイルフレンドリーとして対応を急いでいたということになります。
モバイルフレンドリーとSEOの関係
Googleは2015年にモバイルフレンドリーをランキング要因に追加し、現在では「モバイルファーストインデックス」を採用しています。これは、パソコン用のページではなく、モバイル表示の内容をもとに検索順位を決定する仕組みです。
つまり、スマホで見にくいサイトは、それだけでSEO上マイナス評価となってしまう可能性があるのです。
モバイル版のページを用意することは、コンテンツを Google の検索結果に表示させるための要件ではありませんが、非常に強く推奨されています。このページで説明するおすすめの方法は、モバイルサイト全般にあてはまり、当然のことながら、モバイルファースト インデックスにもあてはまります。
モバイル対応が重要な理由
スマホユーザーは年々増加しており、今ではWebサイト訪問者の大半がスマホからアクセスしています。2025年の現在の日本では、スマホからのアクセスからは約98%を占めています。
なので、モバイル対応していないサイトは見ずらく以下のようなデメリットがあります。
- ユーザーがすぐ離脱してしまう
→ 直帰率1が上がる - コンバージョン(購入や問い合わせ)につながらない
- Googleからの評価が下がる
→ 検索エンジンで検索結果になかなか表示されない
ユーザーにとって見やすく使いやすいサイトは、Googleにも評価されやすく、結果としてSEO効果も高まります。
自分のサイトがモバイルフレンドリーかを確認する方法
自分のサイトがスマホ対応できているかは、Googleが提供する以下のツールでチェックすることができます。
それぞれのツールの使用方法については別の記事で解説します。
モバイル対応に必要なデザインと技術
モバイルフレンドリーなサイトを作るには、主に以下のようなポイントを押さえた設計が必要です。
- レスポンシブデザイン
画面サイズに応じてレイアウトを自動調整する方式。 - 読みやすい文字サイズ
スマホでは16px以上が推奨されています。 - 指で押しやすいボタン
タップしやすく、隣の要素と適度な間隔が必要です。 - 画像やレイアウトの最適化
画面からはみ出さないように調整し、横スクロールが不要に。
特別な技術を使わなくても、最近のWordPressテーマには最初から対応しているものも多いため、初心者でも導入しやすくなっています。
モバイルフレンドリー化の具体的な改善ポイント
では、具体的にどのような改善をすれば良いのでしょうか?以下のような項目がよく挙げられます。
- 画像サイズの見直し
容量が大きすぎると表示速度が遅くなるため、圧縮して軽量化。 - フォントサイズの統一
小さすぎる文字は読みづらいので、スマホ基準で再設定。 - ボタン・リンクの最適化
- タップしやすく、間隔も確保する。
- 余白の調整:画面内に自然に収まるように設計。
また、モバイルでは表示速度も重要です。読み込みが遅いと、ユーザーはすぐに離脱してしまうため、PageSpeed Insightsなどで速度測定も行いましょう。
よくある間違いとその対処法
初心者がやってしまいがちな「モバイル非対応の原因」として、以下のようなものがあります。
- ポップアップ広告が大きすぎて閉じられない
- CSSで幅を固定してしまい、画面に収まらない
- 横スクロールが必要な構造になっている
これらはGoogleのクローラーにも悪影響を与え、SEOに不利になります。メディアクエリやFlexboxを用いることで、柔軟なレイアウト設計が可能になりますので、早めに対応しましょう。
まとめ:SEO効果を最大化するために今すぐやるべきこと
モバイルフレンドリー対応は、「ユーザーのため」にも「検索エンジンのため」にも必要不可欠な要素です。スマホで見やすく、使いやすいサイトを目指すことで、SEO効果だけでなく、CV率(コンバージョン率)アップにもつながります。
まずはGoogleのモバイルフレンドリーテストを実施し、自分のサイトの状態を確認しましょう。そこから改善点を見つけ、一つひとつ対策していくことが、検索上位への近道です。
- 直帰率とは、ウェブサイトにアクセスしたユーザーが、1ページのみ閲覧して他のページに遷移することなく、サイトを離脱した割合を示す指標です。直帰率が高いと、多くのユーザーがウェブサイトに興味を持たずに、最初のページで離脱してしまっている可能性を示唆しています。 ↩︎


















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