WordPressの基本設定ガイド|SEO対策にも効く初期設定をわかりやすく解説

WordPress

WordPressをインストールした後、放置していませんか?
実は、初期設定をきちんとしておくことで、SEOにも強く、使いやすいブログ運営が可能になります。

本記事では、初心者の方でも迷わず進められるよう、WordPressの基本設定を一つひとつ丁寧に解説します。この記事を読めば、あなたのブログが一歩プロ仕様に近づきますよ!

ゆかい編集長

この記事がおすすめな方

  • WordPressを始めたばかりの初心者
    → ブログやサイトの初期設定がよくわからない人に最適です。
  • SEOに強いブログを作りたい人
    → 検索結果に上位表示させるための基本設定を知りたい人に。
  • 「とりあえず作ったけどそのまま」の人
    → 設定を見直すことで、ブログの質が大きく向上します。
  • セキュリティや表示速度に不安がある人
    → 初期設定で防げるトラブル対策も解説しています。
  • これから収益化を考えているブロガー
    → Google連携や分析ツール設定も含まれており、収益化の土台づくりに役立ちます。

一般設定の見直し:サイトタイトル・キャッチフレーズ

WordPressの「設定 > 一般」では、サイトタイトルとキャッチフレーズを編集できます。
これらは検索結果やブラウザタブに表示されるため、SEOに直結します。

【例】当サイトを例に出しますね。

サイトのタイトル:「G-style AI Media」
キャッチフレーズ:「ウェブサイト、生成AI、SEO対策、マーケティング、営業の最新情報を入手」

ポイント
  • キャッチフレーズはキーワードを含めつつ簡潔に
  • サイトURLのSSL化(https)もこのページで確認

表示設定:ホームページと投稿ページの設定

「設定 > 表示設定」では、トップページに表示する内容を「最新の投稿」か「固定ページ」にするかを選べます。

おすすめ
  • ブログ型なら「最新の投稿」
  • 企業サイトやポートフォリオ型なら「固定ページ(例:ホーム+ブログ)

で設定することをおすすめします

パーマリンク設定:SEOに強いURLの構造にする

「設定 > パーマリンク」で、投稿記事のURL構造を変更できます。

推奨設定
  • 投稿名を選択:https://example.com/sample-post/

理由はシンプルで覚えやすく、キーワードも入れやすいためSEOに有利です。

コメント設定:スパム対策とユーザーとの交流を両立

設定 > ディスカッション」ではコメント機能を管理できます。
コメント機能は記事に対してコメントを求めたいか求めたくないかで設定をするかしないか決めてください。
*当サイトの場合コメント荒らしなどの対策から、コメントをしないように初めからプラグインでコメント機能を削除する設定をしてしまっています。

コメント設定をする場合には、承認機能を使って勝手に投稿できないようするなど設定する必要があります。

ポイント
  • コメントの手動承認を有効にする
  • スパム対策には「Akismet Anti-Spam」プラグインの導入がおすすめです。

メディア設定:画像サイズの最適化

画像の自動生成サイズを設定できます。

デフォルトのサイズ
  1. サムネイル(150×150)
  2. 中サイズ(300×300)
  3. 大サイズ(1024×1024)

必要に応じて見直し、無駄な画像生成を防ぎましょう。
画像サイズが大きくなってくるとサイトの表示速度が遅くなりSEO対策にも影響が生じてきます。画像はなるべく軽くすることをおすすめします。

画像をPNGからWebpに変換してくれるプラグインもあるので、そちらの利用をお勧めします。

jpg画像をアップロード時に、変換webpやサイズを圧縮してくれるプラグインです。

プラグインの導入と整理

SEOや表示速度、安全性のために必要最低限のプラグインを導入しましょう。

初心者におすすめのプラグイン

SEO対策All in One SEOSEOランキングを向上させ、トラフィックを増やす強力な SEO プラグイン
キャッシュLiteSpeed Cacheキャッシュと最適化機能のコレクションを備えているプラグイン
バックアップUpdraftPlus世界最高位にランクされ、最も人気のあるスケジュールバックアップと移行プラグイン

インストールしたが使用していない不要なプラグインは無効化・削除をするようにしましょう。サイトが重くなる原因にもなります。

セキュリティ対策の基本設定

WordPressは狙われやすいので、最初にやっておくセキュリティ対策があります。

やるべきこと
  1. 管理画面のURLをカスタマイズする
  2. ログイン試行制限を設定する
  3. 二段階認証を導入する
    *管理者が1名の場合は導入をお勧めします。複数人で行う場合はログイン時に面倒になることもありますので、検討してください。

サイトヘルスチェックでトラブルを未然に防ぐ

「ツール > サイトヘルス」で、WordPressの状態を確認できます。

サイトヘルス
チェックポイント
  • PHPバージョンの確認
  • 必須プラグインが有効かどうか
  • 古いプラグインのアップデート
    など

設定が完了したらやるべき次の3ステップ

1. Google Search Consoleへの登録

Google Search Consoleに登録すると、自分のブログがGoogleにどう認識されているかを確認できます。インデックス状況や検索キーワード、エラー情報の把握ができ、SEO改善に欠かせない無料ツールです。

Googleサーチコンソールとは?
Googleサーチコンソールとは?

2. Google Analyticsでアクセス解析

Google Analyticsを使えば、どんな人がいつ・どこから訪問しているのかが一目でわかります。人気の記事や滞在時間、離脱率なども確認でき、ブログ改善のヒントが得られます。

Google Analytics(GA4)の設定方法をわかりやすく解説

3. サイトマップの送信

サイトマップは、ブログの構造を検索エンジンに正しく伝える役割を持っています。XML形式で作成し、Search Consoleに送信することで、ページが速やかにインデックスされやすくなります。

これらの作業で、SEOと運営効率がぐっと向上します。

まとめ

WordPressの設定は、見た目だけでなく、SEO・セキュリティ・ユーザー体験に直結する重要な工程です。最初にきちんと整えておくことで、後から手間をかけずに済みます。

この記事を参考に、あなたのブログを安心・安全・快適にスタートさせてください!